長女と歴史探訪旅行記〜1日目〜

書きかけだった1月の長女との一泊旅行をアップします。

いつもお読みくださりありがとうございます。

前日私は体調を崩し、予約していた京都旅に行けるかどうかも心配だったのですが
なぜか行ける!とダウンしながら思ったので必死で直しました。

早朝ふらふらになりながら家を出発しました。


前日寝込んでいた私をずっと心配していた娘が『座る?』『大丈夫?』と気遣ってくれ荷物も持ってくれてなんとか新幹線に乗り込みました。

京都駅

なんとか京都に到着。朝から雨です。土砂降りではないけれど一日しとしとと冷たい雨が降っています。

娘が完全に行程を計画してくれているので私はついて行くのみ!

京都駅前にあるホテルヴィアインプライム京都八条口(ずらし旅のツアーで選べるJR系のホテル)

荷物を預けてバス移動。最初は慈照寺(銀閣寺)

今日のテーマは図説で見た室町時代の文化と安土桃山時代の桃山文化の意匠を生で見たい!とのこと。特に気になっているのは枯山水と唐門です。

最初は慈照寺(銀閣寺)。

白い砂がきれいです。月が出るとこの白い石が光るように見えてこの台の上で月が出るのを待った。と書いてありました。

慈照寺のお庭は、自然のお庭と枯山水の融合で、室町時代には流行ったそうです。

慈照寺のあとは、京都に詳しい義母おすすめのおうどん屋さん。

普段はゆるグルテンフリーなのでうどんの選択肢はないに等しいのですが

こちらはとっても素敵なお店でたまには楽しもうと思います。

京都産の小麦を使っているおうどん!
娘は肉味噌うどん。

私は名物のおめんセット。おうどんはおつゆの器に具を入れながら麺を入れていただく。お野菜とおつゆもおうどんもとても美味しかったです。

11時にはお店に入っていたのですが出る頃には満席。人気店です。

そこからバスに乗り、次なる目的地。大徳寺。大仙院。

大徳寺は唐門目当て。国宝として資料集に掲載してあり見たかったとのこと。

特別参拝しか見ることができず断念。

敷地内の大仙院では枯山水が目的だったのでこちらへ。

こちらも国宝。

写真撮影はNG。利休が秀吉に茶を振る舞ったと伝わる茶室と

国宝に指定されている方丈と特別名勝指定の枯山水庭園。とってもすばらしいお庭でした。

方丈庭園 とは。

南禅寺方丈庭園は小堀遠州作と伝えられ、江戸時代初期の代表的枯山水庭園です。 南部から西部にかけて5本の定規線を配した薄青色の筋塀(築地塀)をめぐらし、東西に細長い地形に作庭されている。 石組はこの筋塀に添って配置されており、大きな石組を方丈側から見て左奥に配し、前方と右手には、白砂の広い空間を残しています。

ということです。説明を見ながら、水の流れに見える砂やその意味を二人でゆっくりとたどって、ほお〜と感動したりしました。雨でしっとりと濡れたお庭と建物。

雨でしか味わえない風情を感じました。雨でよかったとさえ思えましたよ〜

大仙院のお茶室は撮影OK。

このお菓子はひょうたんの形だそうです。秀吉が1000個腰に下げていたと言われるひょうたんを模した、白あんとシナモンのおまんじゅう。眼の前でお抹茶を立てていただけるお茶付き入場チケット900円でした。

このおまんじゅう、シンプルな見た目!シナモンがとても効いていておいしかったです。

そのあとは隣にある今宮神社へ。

お正月の飾り

寒かったのであたたかいストーブのたいてあるお部屋でのお茶タイムはほっとします。

そしてこのあぶり餅のおいしいこと!炭火で炙っておもちが焦げたところ、温まってやわらかいところと甘い味噌ダレが絶妙です。

昔来たときはお向かいのかざりやさん。今回は一文字やさんでいただきました。今宮神社の前に向かい合って2つのお店があってどちらで食べようか迷うのですが今回は一文字屋さん。とても美味しかったです。

そしてまだ時間があるということで明日の朝行く予定だった西本願寺へ。

唐門

西本願寺の唐門。伏見城の移設と言われ、安土桃山時代の桃山文化を代表する建築として国宝とされているそうです。豪華絢爛!孔雀や麒麟、獅子など。そしてこの丸みのある屋根が唐破風といって高い階級を示す様式なんだそうです。横は千鳥破風といって尖った屋根。

資料集の写真では味わえない生の見ごたえにご満悦の娘。

それを見てご満悦の私。よかったね〜。完全に親ばかですがいろんなこと体験してこれからも自分の世界を突き進んだらいいね!と入場料やらどんどん課金です。

実際行ってみると、本当は行きたかった襖絵や書院造りなどの建物のの中にあるものは、普段は非公開だったり、日にち限定公開だったりで見られないものも多かったです。

HPの情報だけでは知り得ないこともあって行ってみて初めてわかることもあるんだと今回の学び。

昔は、旅行のときは自分の体調や血糖値や疲れなど無視していたので、途中でイライラして喧嘩したり不機嫌になったりしていましたが、お互いに常に自分の身体やご機嫌に気持ちを向けることで、1日中ご機嫌に一緒に旅行することができました。昔はよく旅行中にイライラしていました。それ低血糖です。対策することでいつも幸せだな〜楽しいな〜っていられるし、見られなかったり、雨が強くなってカバンや上着が濡れたり、予定外のことがあっても誰のせいにすることなく、また今度こればいいね〜濡れても乾くよねっていつもご機嫌でいられるのはとても幸せです。

そうやって過ごしていると

バスはタイミングよく来るし、だいたい座れるし、バスを降りたところが行きたかったところだったりいいことづくめ。今回もよかったね〜といつも言っていました。昔はこんなことなかった。

そして私、朝はふらふらだった体調も午後には回復してきました。

最後は京都タワーで夜景を見て、お買い物して、晩ごはんを伊勢丹で購入してホテルでゆっくり。

私はメルマガ、娘は勉強してお風呂に入っておやすみなさい。

家事に追われずゆっくりできる非日常は最高ですね。日常の良さも思い出しながら。

京都から銀閣寺はバスで30分くらい。銀閣寺から大仙院もバスで20分。そして今宮神社から京都駅も30分。

バスはあたたかくてちょっとうとうとすることもできてちょうどよかったです。

雨で寒いかと思いきや、風もなかったのか、カイロ二個持ち(お腹に貼る。ポケットに一個入れて手でにぎる)がよかったのかあまり寒さを感じずに回ることができました。

スマホの歩数計では16000歩くらい歩きました。

今日も楽しかったです。続きはまた明日。

投稿者プロフィール

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三宅伶於
管理栄養士・スピリチュアル心理コーチ・分子栄養学
おうちにいる自分 活躍する自分 どちらも好きになろう。