市販のおもち製品や和菓子が硬くならないのは。

管理栄養士・栄養カウンセラーの三宅玲子です。

今日もご訪問くださり、ありがとうございます。

写真は、秋川渓谷に行った時に、炭火でお餅を焼いたのが

とても美味しかった時のものです。

栄養講座のために、分子栄養学的な穀物の選び方を説明するのに、インターネットを検索していたら、面白い記事をみつけました。

小麦と小麦粉の科学 フードトピクッス 22-⑤ シンクタンク「食品関連コンサル協議会(FCC)」 シニアコンサルタント N.O.B.フード・テック 代表 高橋明弘 さんの記事です。

http://www.azeron.co.jp/_src/4532902/foodtopics_22_5.pdf

市販のおまんじゅうやおもちのお菓子、和菓子って硬くならないですよね。コンビニのレジの横においているおまんじゅうとか。

お餅が硬くならないのは?

デンプンのアミロース・アミロペクチン を分解する酵素を添加することで

そのアミロース やアミロペクチンを分解して、

そうすると、おもちの中の水分をしっかりと保持して、硬くなりにくいんだそうです。

そのためにデンプンが硬くなるというベータ化せずに柔らかいままの時間が長くなるとのこと。

ということは、

おもちの中のデンプンは、デンプン状ではなく、

腸から吸収されやすい、麦芽糖の状態で腸の中に入っていくものがあるというですよね。

口から体に入ってきた時点で、消化液による分解ではなく、

酵素による分解がすすんでいるということです。

ということは。

血糖値が上がりやすいということです。

お砂糖を添加した場合にも同じメカニズムでおもちがやわらかいままなのですが、

その場合も、お砂糖が血糖値を急上昇させます。

現代人が副腎疲労の人であふれているのも

知らない間に、便利でおいしくしている技術によるものかもしれませんね。

便利は便利でとてもありがたいことですが、

食材の原料や体への影響を知った上で

楽しく、おいしく、健康を損なわないようにしたいです。

今日もお読みくださり、ありがとうございます。

ではではまた。

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三宅伶於
管理栄養士・スピリチュアル心理コーチ・分子栄養学
おうちにいる自分 活躍する自分 どちらも好きになろう。